力学的に三宅雪子が転倒するのはあり得ない。三宅雪子衆議院転倒問題の自作自演ぶりの検証
5月12日衆議院内閣委員会、でその事件は起きた。
自民党の甘利明議員が、委員席前方にたち塞がった初鹿明博議員を押しのけようとしたことで、その隣にいた三宅雪子議員が転倒し、右膝を打撲したという。しかしながら、同議員の転倒は自作自演ではないか、との議論がネットで繰り広げられている。同議員の体の動きが不自然であること、翌日の本会松葉杖姿の歩行で、本来かばうべき右足を軸足として動いていたことがその根拠のようだ。
そこで、他のネットユーザーの例に倣い、Nyangoもニコニコ動画やyoutubeで転倒時の映像を検証してみた。
一連の顛末は以下のようであった。
まず、甘利議員は初鹿議員を押した。初鹿議員は体の力と接触した机により、その衝撃が一度、殆ど吸収されたように見えた。その後、三宅議員は胸部前方から勢いよく、前のめりに転倒する。こんな流れだ。
次の2点が特に不可解だ。
(1)甘利議員が押したときのエネルギーは初鹿議員の体の力と接触した机により、殆ど吸収されたように見える。その後、三宅議員が勢いよく前に倒れたのは、三宅議員自らの運動神経によるものでなければ、一体エネルギーにより生み出されたのか。初鹿議員の足にひっかかっただけでは、力のモーメントの関係で、勢いよく前に転倒するエネルギーは生み出されない。
(2)三宅議員は胸部から床に倒れたのに、何故、足の打撲をおったのか。前に倒れるとき、反射神経が作用して、手が真っ先に接地するのが普通ではないか。