案の定、高速道路の料金変更に対する批判が相次いでいる

 前原国土交通大臣が発表した高速道路の新料金制度について、案の定、与党議員、閣僚からの批判が相次いでいる。

 4月9日の「高速料金のルール変更は選挙準備・報復ではないか?」なるエントリでNyangoは以下のように書いた。

 高速道路の料金の変更は、貨物輸送、旅客流動を大きく左右します。まさに交通の有様を大きく激変させる、重大なルール変更です。

 そのような重要なルール変更にも関わらず、霞ヶ関の密室で全部決める意思決定過程の不透明さに辟易します。国会議決事項では勿論ありませんが、衆議院参議院国土交通委員会における審議を経るのが理想ですし、時間的な制約があると言うならば、せめて、社会資本整備審議会に諮問するべきだったのではないでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/nyango10/20100409/1270823558/

 高速新料金に限らず、「政治主導」の名の下、本来であれば、国会における審議を含む「役所の外での審議」を踏んでから行うべき政策変更が、拙速に行われているような気がする。我々は監視をきちんと行っていかなければならない。

高速新料金への批判に前原氏「政府と与党首脳で議論を」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/politics/update/0418/TKY201004180164.html/