橋下大阪府知事と前原国土交通大臣の空港政策は結局ペテンに過ぎないのではないか。

 伊丹空港の廃港を主張する橋下徹大阪府知事と前原国土交通大臣の会談を報じる記事。伊丹の民営化と関空との経営統合の組み合わせにより、関空の財務体質を抜本的に改善する、という。

 「民営化」という言葉を聞くと、あたかも「抜本的な改革案を提案した」印象を受けるが、前原国土交通相の案というのは、本来税収として国が得る筈の伊丹空港の着陸料を、そのまま関空の赤字補てんに使うペテンに過ぎないと感じます。橋下知事が当初提案していた案とは全然異なるものです。

 結局、橋下知事も前原国土交通相も、抜本的解決策には何ら関心を有しない、ただのパフォーマンスの人ということでしょう。

前原国交相関空はハブと位置づけ」 伊丹廃港にも言及朝日新聞

http://www.asahi.com/business/update/0425/OSK201004250053.html/