上司の仕事の極意

所謂「上司の仕事」というものは、究極的には次の二種類しかない。

第一 自ら判断を下すとともに、その判断に責任を持つこと。

第二 自ら判断を下せないのなら、当該判断を他に委ねること(更に上役の判断を仰ぐ、部下に思い切って任せる)。

たったこれだけの筈なのに、上司の仕事を全う出来る人って本当に少ない。

あなたの会社で、こんな人多くありませんか?(俗に言う大企業病

  • 判断を保留し、部下を無駄詰めする。その結果、仕事が停滞し、または他の仕事が溜まり、ニッチもサッチも行かなくなる(こういう点をもっと詰めるべき、このような検討が必要等のアドバイスが必要では?)。
  • 判断はするけど、その結果に責任を持たず、失敗を部下のせいにする。要は「口出し」しただけ(どうせ責任を取らされるなら自分の思う通りにやりたいのですが)。
  • 判断を部下に任せた筈なのに、部下が判断を誤るとそれを詰る。更にエスカレートすると、「部下の失敗は部下のせい、部下の成功は上司の手柄」となる。(部下の能力の見極めも上司の能力のうちでは?)